事業紹介

私たちのルーツ

いまから約100年前、岡山県下石井の地に「中島鋳造所」がプロペラメーカーとして創業しました。飛躍的な成長を遂げ、やがて畑違いの人工関節の開発・製造に乗り出したところから私たちの歴史は始まりました。
1987年に医療機器業界に参入した私たちの歴史はまだ浅いですが、伝承された技術、獲得してきた仲間、そしてなによりも人の幸せに貢献したいという強い想いをもって、これからも歩み続けます。

異業種への参入

船舶用プロペラを製造するなかで培ってきた三次元自由曲面上での設計技術、金属加工技術や研磨技術。「これだけの金属加工技術があれば、人工関節も作れるのではないか」という気付きを得て、医療機器分野への進出を決めました。全く異なるビジネスモデルの中で様々な壁に直面しながらも、「とにかくやってみる」という社風のもと、果敢に挑戦を続けてきました。

ノウハウ獲得

大きな転換点となったのは、人工関節の課題解決を目的とした人工関節研究会の立ち上げでした。大学の医学部や工学部の先生、医療機器に関わる企業を巻き込み、最新の技術や知見を共有する場となりました。

実際にここから「日本発、世界初」の製品も生まれ、研究開発から製造販売まで一貫した体制を有する国産医療機器メーカーとしての信頼を獲得するきっかけとなりました。

総合インプラントメーカーとして

2015年に実施した帝人株式会社との資本提携を皮切りに、製品領域やラインナップ拡大等を目的とした事業買収を通じ、整形外科領域の総合メーカーとなることができました。

過去から受け継いできた技術とチャレンジ精神に、新たに獲得した個性や価値を掛け合わせ、これからも私たちの強みである「研究開発から製造販売まで一貫して対応できるメーカー」として医療に貢献し続けます。