企業情報

海外展開

海外での活動について

帝人ナカシマメディカルは、日本人と比較的近い生活様式、骨形態を持つアジアの患者様にも当社の医療機器を提供できるよう、展示会への出展を通じた啓蒙活動や、バイオメカニクス理論に基づいた現地研究者、医師との研究開発を通じて、アジアを中心とした製品輸出、販路拡大を行っています。

次世代人工関節の普及、及びアジアへの市場形成拡大を目指すため、2011年には経済産業省からパーソナライズド人工関節の国際標準(ISO規格)獲得に向けたプロジェクトの受託、2014年にはNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から国際実証の委託を受け、人工関節・手術支援システム構築に係る研究開発をタイの研究者、医師と一緒に実施してきました。その成果として、2017年にはアジア人の骨形態を基に開発した人工膝関節を製品化し、先ずは日本国内において臨床評価を行っています。

また、2014年12月にはタイに子会社の「Nakashima Medical Technical Center (Thailand) Limited」を設立し、骨形態に最適な人工関節及び手術支援システムに係る開発拠点として活動しつつ、2019年にはAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)からタイを対象としたカスタムメイド医療機器の実証プロジェクトを受託し、バイオデザインの概念に基づき、現地ニーズに合致する医療機器の市場調査、研究開発を推進しています。

帝人ナカシマメディカルは、これからも日本のみならず、世界の患者様に対して、常に最適な医療を提供できる企業を目指していきます。

タイテクニカルセンターが入居するThailand Science Park(Bangkok郊外, Thailand)
タイ科学技術大臣ご来訪(タイテクニカルセンター:Bangkok, Thailand)
タイ整形外科学会(RCOST)出展(Pattaya, Thailand)
AMEDタイ実証プロジェクト会議(Bangkok, Thailand)
NEDO国際実証会議(タイ科学技術庁会議室:Bangkok, Thailand)
21st Annual Teach The Teachers Advanced Elbow Surgical Skills共催 (Mayo Clinic:Rochester, Minnesota)