





日常生活動作のことで、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。
米国材料試験協会の略称。同協会が策定する規格には医療機器に用いる材料評価に関する規格が規定されている。
抗酸化剤であるビタミンEを添加することにより、体内の摩耗を抑制することができる帝人ナカシマメディカル社製の人工膝関節用摺動部材(脛骨ポリエチレンプレート)。人工関節の長寿命化を期待し、世界に先駆けて製品化された。
コンピュータを用いて行う3次元製図ソフトのこと。
製品の製造を行うために、CADで作成された形状データを入力データとして、加工用のNCプログラム作成などの生産準備全般をコンピュータ上で行う為のシステム。出力されたデータは、CNC化された工作機械に送られて実際の加工が行われる。
EU加盟国の基準を満たした製品に付けられるマークのこと。医療機器はMedical Device Directive(欧州医療機器指令)と呼ばれる規制を満たしている製品のみがCEマークを付けることができる。
医療機器を滅菌する手段の一つ。エチレンオキサイドガスを用いて滅菌を行う。
チタン材料の表面に凹状溝を設け、熱酸化を施す技術。これにより、骨に含まれる成分であるアパタイトが自発的に形成される。この技術をチタン製セメントレス人工関節に応用することにより、骨への固定を短期間で実現することを期待している。
国際標準化機構の略称。同機構が策定する規格には医療機器の機械的評価試験や生物学的安全性評価試験に関する方法が規定されている。
日本工業規格の略称。日本の国家標準の一つであり、医療機器の他に自動車や日用品に関する規格も存在する。
生活の質の略語。どれだけ人間らしい生活を送ることが出来るかを計るための尺度の概念。
超高分子量(ちょうこうぶんしりょう)ポリエチレン。Ultra High Molecular Weight Polyethyleneの略。耐摩耗性と耐熱性に優れており、関節の軟骨部の役割を果たす部分に用いられる。